子どもたちの年齢の幅が広いんですけど、そこがおもしろいです
Q 業務内容について
入職して2年目となり、現在は児童指導員として家事全般や学校の送迎、宿題のフォロー、寝かしつけなど、主婦のような業務を通して子どもの生活の支援をしています。日常生活のなかで課題を抱えている子どもが多いので、フロアの職員がそこに入っていかに協力しあってどう乗り越えているかがポイントです。
Q 入職した理由
実は、前職は整形外科でスポーツトレーナーとしてリハビリをしていましたが、将来を考えたときに子どもに携わる仕事がしたいと思い、仕事を辞めてから専門学校に行き、社会福祉士の資格を取得してまつばへ入職しました。
まつばを選ぶ前に、いくつか施設を見学しましたがまつばは1つの大きな建物に4つのユニットがあり、それぞれ6名の子どもたちが、幼稚園児から18歳まで一緒に生活をしているんです(グループホームも5軒あります)。幅広い年齢の子どもが一緒に生活する部分も家族的で魅力に感じた部分でした。
また、食事に関してはレトルト調理ではなく、一から職員が料理をつくる「全調理」を採用しているところも特徴です。ご飯を一所懸命につくる姿も見え、自然と食育にもつながり、コミュニケーション面でも良い環境だと思うんです。子どもが大きくなったときに「ゴハンってどう作ってもらっていたっけ?」と振り返ったときにも温かい思い出にもなるのかなと。
Q 仕事で心がけていること
子どもたちが落ち着くまで「待つ」ことを意識的に行っています。
小学生が3人いて、ケンカすることもあります。言葉がうまく出てこない子どもが多く、暴れたり、ものにあたったりしてしまうこともあるので、落ち着くまで「待つ」ことを心がけているんです。ワーッと感情的になっているときに言ってもダメなんです。タイミングがとても重要で、少し時間を置いて冷静さを取り戻した頃に「どういう気持ちだったの」と聞くと心を開いてくれやすくなります。
Q 仕事の醍醐味
また、子どもたちの年齢の幅が広いんですけど、そこがおもしろいです。小学生の子どもは、夜になると一人ずつ寝かしつけるんですけど、毎日一人15分ずつ話をする機会なので、それを楽しみにしている子どもも多いんですよ。1年目のときは「まだ行かないで」ということや、何回も部屋から出てくることなど、わざと困らせるような気を引く行動がありましたが、今は落ち着いてきました。
下の子どもが寝たあとは中学生以上の子どもたちとは、寝かしつけはしませんが、夜に事務作業をしているときに部活やテレビなどの話をなにげなくすることはあります。
Q 就職活動中の方へメッセージ
よく、他の施設では子どもとの関わりよりも、職員間がうまくいかずに退職する人が多いと聞きます。まつば園は、ベテランの人も新人も分け隔てなく、話を聞いてくださるし、同期も気軽に相談できるので居心地が良いと思っています。
もし、まつば園が気になったらぜひ一度見学にいらしてください。
1日の流れ
13:30
出勤・各種日誌・引継ぎ事項の確認
15:00
児童の帰園受け入れ・学習支援
17:00
入浴支援・夕食準備
18:00
夕食
19:00
夕食片付・学習指導等
20:00
低年齢児就寝介助
22:00
高年齢児就寝、戸締り・就寝確認
23:00
休憩
24:00
各種日誌の作成
1:00
就寝
6:00
起床の声かけ・朝食準備
7:00
朝食・登校支援・朝食片付
8:30
清掃・洗濯整理
9:00
休憩
10:30
買い物・夕飯下準備・保護者・学校等との連絡調整等
13:30
各種日誌・引継ぎ事項の確認
14:00
退勤
※事業所(現場)により1勤務の流れ・業務内容は異なります。