森　春奈

Q　業務内容について

2才児の担任として保育にあたっています。2才児だとまだうまくしゃべれない子がほとんどなので、友達同士が仲良くかかわれるように手助けをする毎日です。よく言われるようなイヤイヤ期でもあるし、ゆっくりと成長する子もいるので、子ども一人ひとりの成長と向き合った保育に努めています。

Q　入職した理由

こちらに入る前は幼稚園教諭でしたが、思うようにいかなかったんです。そのときに子どもたちの根幹にあるものを知りたくなって、丁寧に保育してもらった子が伸びるんだろうなと思い、人間の心を形成する時期といわれる1～2才をみたいと思い、保育園への転職を決意しました。

就職活動中にいろいろと見学したなかで、氷川町小規模保育園を訪れたときに子ども一人ひとりの気持ちを大事にしている点が魅力的でした。ただ怒るとかではなく、1～2才でいろいろな感情をしっかり大人が受け止めてくれたという経験をさせてあげる環境があると思っています。

Q　仕事で心がけていること

一人ひとりの子どもの気持ちを大事にしたいと思っています。今の私なら絶対に言わないのですが、前の仕事のときに「なんでできないの？と」いう言い方をしてしまっていたときがあって、まずは受け止めて肯定してあげることが大事だと思っています。

難しいのは、あくまで子どもたちが主役なので、引っ張るというよりもサポート役として、必要なときに、やりたいことを一緒に考えてそっと支えてあげながら、子どもたちがイキイキする表情を引き出せるように努めています。保育者としては、自分のやり方も大事だとは思うのですが、子どもたちに目がいかなくなってしまうので、1～2才だからこそ尊重してあげたいですね。

Q　今後の目標

自分の保育を、もっともっと突き詰めていろいろなことを勉強しながら知識をつけていきたいです。また、新人の方のためにも頼られるような保育者になりたいと思っています。

Q　就職活動中の方へメッセージ

うちの園に来たときには、私が一年目のときから先輩が「言いたいことを言っていいのよ」とおっしゃってくださったことが印象深いです。上下関係がなくて風通しが良く、新人の先生も活躍していい職場だったので、とても居心地がよく、同僚にも恵まれてのびのびと保育にいそしんでいます。

仮にうちの園ではなくても、自分の目でいろいろな保育園を見学して実際の保育を見て感じとって、「素敵な先生がいるな」「園の雰囲気が好きだな」というふうに、あなた自身が自分に合った園を見つけてほしいと思います。